マカオ:決勝後のドライバーコメント

rint2006-11-19

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/macau/2006/sport_sto1012349.shtml
アンディ・プリオール(第1レース優勝、第2レース5位、2006年WTCCチャンピオン)
「感動で感覚がマヒしてる。プレッシャーはここにきてかなり大きなものがあった。第2レースはこれまでのレースの中で一番ハードなものだった。ジョバナルディは周回ごとに僕の車を後ろからこづいていたし、前にいるトンプソンは僕より遅かった。フィニッシュラインを横切るまで、自分がタイトルを獲れたのかどうか分からなかった。WTCCで実り多き1年だった。このチャンピオンシップは世界クラスの選手権だ、そこにいられて嬉しく思うし、勝つ為にドライブできる」
マリオ・タイセン(BMWモータースポーツ・ディレクター)
「3年連続でツーリングカータイトルを獲得し、ココにいられる事に非常に価値を感じています。この結果は我々にとって非常に重要なものです。我々は今年新車を導入しました…世界中で販売しカスタマーに見せたかった車と同等のBMW320si E90は、正しい選択でした。シーズン初めに320siを導入する事は設計開発の面できつかったですが、年を通して改善し、今は古いものからのステップアップしたと言う事ができます。チャンピオンシップ争いが接近した状態でマカオに来る事となり、何ができ何が起こるのか、全く予測できませんでした。我々はついにやり遂げました!」
バート・マンペイ(BMWチームUKチーム監督)
BMWチームUKの成功の鍵は、しばらくの間共に働いた仲間がいたという事です。彼らは献身的だし、ファクトリーの近くに住んでいたので、スタビリティを持つ事ができました。我々はチャンピオンシップと共に成長したし、タイトルを獲得する為ハードワークをこなし1つのゴールを持っていました。ウェイト、新車、そして優勝候補のアンディと共に、我々はよりハードに仕事をこなさなければなりませんでした。そして、何とかやり遂げることができました。それはチームの努力のお陰ですし、アンディにふさわしいものです。この選手権へのメーカーの関与は、前方への大きなプッシュを受けているようなものです。とてもレベルが高く、多くの素晴らしいチームとドライバーがいます。ベルギーのチームと共に再びタイトルを獲れた事を誇りに思います」
ヨルグ・ミュラー(第1レース6位、第2レース優勝)
「アンディは今年本当によかったし、彼はチャンピオンに値する。僕にとっては素晴らしい週末だった。結果的にココではタイトルを勝ち取るベストチャンスが持てなかった。シーズン初めは重くて速くなるまでには苦労があり、改善していったけどちょっと遅かった。75キロのバラストを積んでマカオで勝ったのだから、たいしたもんだよ。BMWは大家族のようなものだ、新車を開発するためチームで努力し情報を共有した。6人の良いドライバーが6台の良いBMW車に乗り、自分がその中の1人であることは嬉しい事だ」
イヴァン・ミュラー(第1レース3位、第2レース2位)
「もちろん、WTCCでの最初のシーズンでドライバーズ部門4位になれた事には満足している。アンディが言ったように、これは最高レベルの世界選手権だし、ちょっとしたミスによってポイントを失う事になる。僕もいくつかの間違いを犯して学んだよ。第2レースのリスタートで起こった事については…ピーター・ターシングの車にトラブルが起こって彼がスローダウンしたんだよ。でも、黄旗が出ていたから追い越していいのかどうか分からなかった。彼はスローダウンしたままだったから、追い越す事にして、他の皆も僕に続いた。僕にペナルティが出ていた3周の間、トム・コロネルが僕に向けてヘッドライトをフラッシュさせていた。彼にはどっかに行って欲しかったよ!結局ペナルティはキャンセルされたから、それはフェアなことだった」
ダンカン・ヒュイスマン(第1レース2位、第2レース13位)
「僕はメーカー部門の重要なポイントを獲得する為にここに来た。もし第1レースでアンディにアタックするチャンスがあったとしても、そんなことはしない。僕はバカじゃないよ。彼にはタイトルを獲得するチャンスがあったから、抜くような事はしなかった。その代わりに僕は彼の後ろに留まり、彼の為にギャップを作った。第2レースではかなりいいスタートを切れた。マンダリン・オリエンタル・ベンドで僕の後ろにアンディがいたから、彼をブロックするような事はしたくなかった。それから、リスボアとその次のコーナーで誰かと接触し、サスペンションを曲げてしまいスピードを失ってしまった」
トム・コロネル(第1レース7位、第2レース3位)
「なんてファンタスティックなシーズンなんだ!僕は今シーズン、ワークスドライバー達と戦う事ができた何人かのプライベーターのうちの1人だった。既にインディペンデント・トロフィーのタイトルを決めていたから、今日は本能のままにレースをしたよ。ポール・リッジウェイ(GRアジアの監督)は、僕が今まで会った中では最高のエンジニアの1人だ。彼はドライバーを100%信頼し、車を改善すべく言う事全てに耳をかたむける。チーム全体がトップクラスだよ」
アウグスト・ファーフス(第1レース5位、第2レースDNF)
「シーズンは僕らが期待したようには終わらなかったけど、今年はいい仕事ができたし、車はあらゆるレースでパーフェクトだった。僕らにはどんなメカニカルトラブルもなかった。チームにありがとうと言いたいし、僕らは幸せだと感じなきゃ。悪いエンディングじゃなかったよ」
ファブリツィオ・ジョバナルディ(第1レース4位、第2レース6位)
「この週末は僕にとってもチームにとっても素晴らしいものとなった。僕らは凄く調子が良かったし、表彰台獲得に近づくことができた。チームと車のパフォーマンスが良かったから、一定した速さを保てた。アンディは最初の数周がとても遅くて、僕は『スピードを上げるか、僕をパスさせるか、どちらかだ』と思っていた。とにかく僕らにとってはクリーンなレースだった。彼が再びタイトルを獲れて嬉しく思ってるよ」