マカオ・予選:2年連続でプリオールがポール獲得

http://www.fia-wtcc.com/fiawtcc/macau/2006/sport_sto1010718.shtml
アンディ・プリオールはタイトルを保持する最高のポジション(2年連続ポールポジション)を獲得しました。
このイギリス人は、2分33秒557というタイムでタイムシートのトップに位置していましたが、セッション後半に2分33秒318でタイム更新しました。
ダーク・ミュラーフロントローに同じBMW勢として並ぶ事になり、セアト・スポーツのイヴァン・ミュラーが後に続きました。
セッション中に2度の赤旗がありました。最初はRベントでシボレー・ラセッティをウォールにクラッシュさせたニコラ・ラリーニによるものでした。
セッションが再開した時、タイムを更新するドライバーが殺到しました。ダンカン・ヒュイスマン、アウグスト・ファーフス、ファブリツィオ・ジョバナルディらがそれぞれ予選4位、7位、8位となりました。
アクションはそこで止まる事はなく、ジェームス・トンプソンがラリーニと同様にクラッシュし、再び赤旗が出されました。
再びセッションが再開された時には雨が降り始め、ほとんどのドライバーがタイムを更新する事が出来ませんでした。
この結果、リカルド・リデルはウェット状況下で2周をするにとどまり、予選22番手となりました。
同じ不運はシボレードライバーにも降りかかり、ロバート・ハフとアラン・ムニュは20位と21位のタイムを出すのみでした。
ムニュの不運はさらに続き、イスタンブールでのルカ・ランゴーニとのトラブルでグリッドが降格することになりました。
タイトル獲得の可能性があるガブリエレ・タルキーニは予選9位、選手権リーダーから1ポイント差のヨルグ・ミュラーは予選5番手でした。