マカオ・テスト走行:ラリーニがトップ

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/macau/2006/sport_sto1009774.shtml
WTCC最終戦の最初のセッションとなったテスト走行にて、ニコラ・ラリーニが最速タイムを出しました。
彼のドライブするシボレー・ラセッティは2分34秒912というタイムでマカオのストリートを駈け抜け、シボレーのチームメイトであるアラン・ムニュをリードしました。メニュのタイムはラリーニから0.119秒遅れでした。
リカルド・リデルは3番手のタイム(2分35秒360)を出し、セアト・スポーツ勢では最速でした。タイムシートで彼の後ろに来たのは、BMWドライバーで前年チャンピオンでもあるアンディ・プリオールが最終周に記録した2分35秒540というタイムでした。イヴァン・ミュラーがトップから0.952秒差のタイムでトップ5に入りました。
チャンピオンシップリーダーであるアウグスト・ファーフスは、14番手タイムでNテクノロジーアルファロメオ勢の最速でした。彼の車は最大ハンデである80キロのウェイトを積んでいます。
ファーフス、リデル、イヴァン・ミュラー、プリオール以外のタイトル争いをしているドライバーの順位は以下のとおりでした:ジェームス・トンプソン7番手、ヨルグ・ミュラー11番手、ガブリエレ・タルキーニ13番手、ピーター・ターシング15番手、ダーク・ミュラー16番手。
地元ドライバーのアンドレ・クート(セアト・レオン)とアオ・チー・ホン(BMW320i)はそれぞれ12番手&24番手タイムで、今年のWTCCでは3人目のニューカマーであるヤン・マグネッセンはBMW UKのマシンを駆り21番手タイムでした。
トム・コロネル(既にインディペンデント・トロフィーを獲得)は17番手のタイムで、彼のドライブするGRアジアのセアト・レオンはインディペンデント勢最速でした。
2人のインディペンデント・ドライバーが事故に遭遇しました。ステファノ・ディアステは彼の最初のフライング・ラップにてリスボア・ベントの進入で右前部のタイヤが吹き飛び、ランオフエリアへ真っ直ぐ行ってしまい、スピンしてバリアにヒットしました。
セッション後半にはディエゴ・ロマニニがRベントでコースオフしバリアに突っ込み、彼のウィシャーズ・スポーツBMW320iは酷いダメージを負ってしまいました。これによってセッションは赤旗が出ましたが、すぐに再開されました。