ヴァレンシア・第2レース:BMW勢の1-2-3

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/valencia/2006/sport_sto981016.shtml
BMWは、ヴァレンシアの第2レースで1-2-3フィニッシュを獲得しました。BMWチーム・ジャーマニーのヨルグ・ミュラーは、BMWチーム・イタリア−スペインのダンカン・ヒュイスマンとインディペンデント・ドライバーのルカ・ランゴーニを従えて優勝しました。
ランゴーニは、1イベントの2レース両方でトップ3フィニッシュを果たしたWTCC史上初のプライベーターとなりました。
ポールからスタートしたにもかかわらず、アラン・ムニュは第1コーナーでヒュイスマンとヨルグにパスされてしまいました。
シボレー・ドライバーであるムニュは、結局いくつかタフなバトルを繰り広げた後9位でフィニッシュしました。彼のチームメイトであるニコラ・ラリーニは4位でチェッカーを受けました。
ラリーニとのインシデントにより、ピーター・ターティング(4番手スタート)はドライブスルー・ペナルティを受けました。セアト・スポーツ勢のベストは、ラスト・ラップでメニュにアタックし6位フィニッシュしたイヴァン・ミュラーでした。
イヴァンがムニュをパスした後、ダーク・ミュラーとアンディ・プリオールもまた彼を抜き去っていきました。プリオール(第1レースでアクシデントに巻き込まれていた)は、第2レースを最後方グリッドからスタートしましたが、素晴らしいファイトで走りぬき、価値ある1ポイントを獲得しました。
8周目に、ザナルディはジェネやトンプソンとサイド・バイ・サイドでコーナーに侵入しました。ジェネはすり抜けられたように見えたものの、その後リタイアしてしまいました。
ザナルディは得をする事もなく、17位に落ちてしまいました。トンプソンもまた苦しむ事となり、12位でフィニッシュしました。
ただ1人得をしたのは、ラスト・ラップに10位から8位に浮上したプリオールでした。
アウグスト・ファーフスは5位でフィニッシュし、Nテクノロジーアルファロメオ・チーム勢にとってのベストリザルトとなり、チャンピオンシップのリードに立つこととなりました。