トルコ・第2レース:タルキーニ今季初勝利

rint2006-09-24

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/istanbul/2006/sport_sto971079.shtml
セアト・スポーツは、イスタンブールの夕暮れ前の難しいウェット・コンディションで戦術的な1−2を成し遂げました。ガブリエレ・タルキーニが6番手グリッドからスタートし、セアト・スポーツのチームメイトであるピーター・ターシングの前で勝利を獲得しました。
タルキーニに抜かれるまで、ターシングは2周目から最終ラップまでレースをリードしていました。ニコラ・ラリーニはファンタスティックなドライブで最終ラップにダーク・ミュラーとリカルド・リデルの攻撃をしのぎ、シボレーの為に表彰台を獲得しました。
レースは、ターン9と10が浸水するほどの大雨の為2時間順延、水と泥を排出する必要がありました。
スタートでは、ラリーニがターシングとコロネルの前に出てリードをとりました。コロネルは次のコーナーでコースをはみ出し、ダンカン・ヒュイスマンとダーク・ミュラーが3位と4位にあがりました。
1周目の終盤、タルキーニはちょっとしたミスで9番手に落ちていたので勝者になるとは思えませんでしたが、レース通して順位を上げるため戦いました。
アンディ・プリオールはタイヤバーストのため、2周目でレースを終える事となりました。一方、ターシングはメインストレートでラリーニをオーバーテイクしました。
セアト勢はサーキットの至る所でアタックを開始、ヒュイスマンが犠牲者となり、5周目にタルキーニ、リデル、ジェネの3人にオーバーテイクされました。
ヒュイスマンのポジションダウンはまだ収まらず、次の周にハフにパスされたオランダ人は7位に落ちてしまいました。ラストラップでは、ハフがダーク・ミュラーをパスして6位でフィニッシュしました。16番手グリッドからスタートしたシボレーの若きドライバーのひたむきな努力の結果でした。
最後のポイントを獲ったのはヨルグ・ミュラーで、ピットスタート(スタート直前にタイヤを替えたため)からの見事なリカバリーで8位を得ました。
プロチームモータースポーツのステファノ・ディアステが、ラストラップでトム・コロネルオーバーテイクしてインディペンデント部門の勝利を獲得しました。
トルコ人ドライバーのイブラヒム・オケヤイは、総合14位(インディペンデント部門3位)という賞賛すべき順位でフィニッシュしました。