プリオール、選手権トップに返り咲く

rint2006-09-04

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/brno/2006/sport_sto957566.shtml
BMWチーム・ジャーマニーのヨルグ・ミュラーとシボレーのロバート・ハフが、ブルノで行われた2006年WTCC第7ラウンドで勝利を分け合いました。ハフの勝利により、シーズン9人目のウィナー誕生となりました。
しかしながら、BMWチームUKのアンディ・プリオールは週末の事実上のウィナーとなりました。現世界チャンピオンは5位と2位になり、ジェームス・トンプソンがノーポイントに終わった事により、プリオールはトンプソンに9ポイントのマージンを築いて選手権のリードを取り戻しました。
しかし、タイトル争いはまだまだ分かりません。残り3ラウンドで60ポイントを得る事ができます。プリオール(58ポイント)からリデル&タルキーニ(41ポイント)まで、8人のドライバーが17ポイント差の中にいます。
メーカー部門の争いはさらに接戦で、BMWからわずか1ポイント差でセアトがつけています。
46,000人の観衆の前で、WTCCドライバーは多くのオーバーテイクやクラッシュという素晴らしいショーを展開しました。
第1レースでのプリオールとタルキーニの接触が起こり、第2レースではイヴァン・ミュラーとザナルディ、ヨルグ・ミュラーとメニュの接触が起こりました。
スチュワードは、これら3つのケースをレーシングアクシデントと判断しました。
逆に、ルカ・ランゴーニは第2レースでのライアン・シャープとの接触に非があるとの判断となり、次のレースでのスターティンググリッドを5つ下げられるというペナルティを課されました(しかし、このペナルティは次の2ラウンドのあいだ保留となります)
WTCCの次戦は、9月23〜24日にトルコ・イスタンブールで開催されます。