チェコ・ウォームアップ走行:プリオールが目覚ましコール

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/brno/2006/sport_sto956748.shtml
ぱっとしない天気の朝、現世界チャンプのアンディ・プリオールがウォームアップ走行を2分13秒280というタイムで先行しました。
60キロのバラストを積んでいるにもかかわらず、イギリスのガーンジー生まれのプリオールは、重いハンディキャップを背負ったドライバーとしては、唯一タイムシートの上位にコンスタントに位置しています。
リカルド・リデルとジョルディ・ジェネは、昨日とは異なりそれぞれ2番手と3番手のタイムでした。
雨が一晩中降り、温度が下がり、空はさらなる雨を思わせるような曇り空です。
アラン・ムニュは2分14秒003の7番手タイムでシボレー勢最速でした。アウグスト・ファーフスは17番手タイムで、Nテクノロジー・チーム勢の最速を保っています。
エンジン交換の後、GRアジアのマウリシオ・セレソリはセッションに復帰しました。マウラーモータースポーツのバンサン・ラダメッカーも同様です。しかし、ベルギー人のラダメッカーは4周した後ピット出口でストップしてしまいました。
原因はエンジン交換が遅かったことのようですが、重大な問題ではないと思われます。
セッション終了時、ジェームス・トンプソンの車は煙を吐きながらピットに入りました。これはシステムキャッチファイアの流れを原因とするパワーステアリング故障によるものです。