チェコ・第2レース:ロブ・ハフ、初優勝

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/brno/2006/sport_sto957040.shtml
ロバート・ハフがWTCC初優勝を成し遂げました。彼のドライブするシボレー・ラセッティは、スタートからゴールまでレースをリードしました。
同じイギリス人であるアンディ・プリオールが2位となりました。イヴァン・ミュラーはアクションの詰め込まれた最終ラップを経て、3位表彰台を獲得しました。
スタートで、ヨルグ・ミュラーは8位から5位にジャンプアップし、その後トム・コロネルを追い越して4位に上がりました。イヴァン・ミュラーもまた、同じセアト・ドライバーのコロネルをパスして5位へ上がりました。
ヨルグは、2位の座をめぐってアラン・ムニュと争いました。
4周目に2人はクラッシュし、メニュはコースオフし、結局リタイアしてしまいました。
これにより、既にコロネルとイヴァン・ミュラーを追い越していたザナルディが3位に上がるのを許す事になり、ヨルグはイヴァン・ミュラーの後ろの5位に後退しました。
コロネルはその後数周で順位を落とし、結局エンジントラブルで5コーナーでマシンを止めました。
これにより、インディペンデント部門の勝利は11位フィニッシュしたプロチームモータースポーツのステファノ・ディアステが獲得することになり、チームメイトのルカ・ランゴーニとマウラーモータースポーツの新人バンサン・ラダメッカーがすぐ後ろに続きました。
残り2周で、イヴァン・ミュラーは3位を狙ってザナルディを追走していました。ピットストレートを突き進んだ2人は衝突し、ザナルディはグラベルへ飛び出してしまいました。
この出来事で、ヨルグは最終コーナーのアウト側からイヴァン・ミュラーに最後の挑戦をしたものの、うまくいきませんでした。彼は4位フィニッシュとなり、BMWチーム・ジャーマニーのチームメイトであるダーク・ミュラーの前でレースを終えました。
ジョルディ・ジェネとピーター・ターシングは6位と8位となり、間にニコラ・ラリーニが割って入りました。ジャンニ・モルビデリは14位でフィニッシュし、アルファロメオ勢最上位となりました。
3つの異なる衝突について調査中のため、レースリザルトは保留となっています。(イヴァン・ミュラーとザナルディ、ヨルグ・ミュラーとメニュ、ランゴーニとシャープ)
第1レースのリザルトは、変更なく最終結果となりました。プリオールとタルキーニの接触はレーシングアクシデントと判断されました。