プエブラ・第1レース:アルファロメオの1−2

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/puebla/2006/sport_sto934943.shtml
サルバトーレ・タバノがレース中リードを取り続け、アルファロメオは第1レースで1-2フィニッシュを決めました。アウグスト・ファーフスは4番手グリッドから2位まで上がりました。
3位に入ってポディウムに上がったのはJASモータースポーツのライアン・シャープでした。インディペンデント勢のライバルであるトム・コロネルを4位の位置に留める為にハードに防御しながらの表彰台でした。リカルド・リデルは8位でフィニッシュし、第2レースをポールからスタートすることとなりました。
オープニングラップでは、ロブ・ハフとダンカン・ヒュイスマンによる酷い事故が起こりました。ハフは新しいバンクのウォールに激しくクラッシュし、ヒュイスマンはハフのシボレーの左後部にヒットしました。ハフの車はトラック上に止まってしまい、レースは2周した後中断されました。ハフが救急車(救急へリ?)に乗せられた後、彼の車はトラックから取り除かれ、セーフティカーの走行でローリング状態でリスタートが切られました。
リスタートで、ファーフスとシャープは2番手をかけて争い、トム・コロネルとイヴァン・ミュラーは4番手をかけて争いました。5周目には、アレッサンドロ・ザナルディとイヴァン・ミュラー接触し、その結果イタリア人のザナルディは21番手まで順位を落としてしまいました。インシデントをうまく逃れたにもかかわらず、イヴァン・ミュラーは8周目にジャンプスタートによってドライブスルーペナルティをしなければならなかったので順位を落すこととなり、結果的に彼は14位フィニッシュとなりました。同じ8周目に、ファーフスがトラックの新しいセクションのバンクでシャープを抜き去り2位に上がりました。
5番手にいたジョルディ・ジェネは、11周目のバンクでグリップを失い、チームメイトのジェームス・トンプソンにパスされました。スペイン人のジェネが奮闘している間に、ダーク・ミュラーも彼をパスして6番手へと上がって行きました。
終盤4周に渡って、タルキーニとモルビデリはバトルを繰り広げていました。何度か順位を入れ替えた後、タルキーニが15周目にコースオフし、結局10位フィニッシュとなりました。モルビデリは7位でのフィニッシュでした。
アラン・メニュがシボレー勢最高順位となり、12位でチェッカーを受けました。