クリティバ・第1レース:ジェネが勝利

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ホームレースでの勝利というファーフスの夢は、第1レースで実現することはできませんでしたが、3位に入ってポディウムに立ったので全てが失われたわけではありませんでした。レースの勝者はセアト・スポーツのジョルディ・ジェネ、ピーター・ターシングが2位のチェッカーを受けました。
ファーフスとジェネは、お互いにフロントローから素晴らしいスタートを切りました。
GRアジアのセレソリにとってはいいスタートとはならず、スタートしてすぐメインストレートでマシンを止めました。WTCCデビューとなったルーカス・モロも1周目にトラブルに見舞われ、スピンしたあと彼の車はトラック上に止まってしまい、2周のセーフティカー周回が入る事となりました。
リスタートで、ファーフスは見事な飛び出しを決めました。その後方で、モルビデリはプリオールから7位の座を奪うべくインをつきました。彼らはその順位でフィニッシュし、結果的に(8位となった)プリオールは第2レースのポールポジションを得ました。
6周目、ジェネはリードするファーフスとのタイム差をみるみるうちに詰めていき、その後の3周で0.198秒差までギャップを縮めました。10周目には、ファーフスとジェネはノーズ・トゥ・テイルとなっていました。スペイン人のジェネは、チャンスを無駄にはしませんでした。ファーフスを抜き去り、ターシングが後に続きました。
ロバート・ハフは、3人のシボレー・ドライバーの中ではベストリザルトである18位でフィニッシュしました。ライアン・シャープはインディペンデント部門での勝利を獲得し、トム・コロネルとルカ・ランゴーニを破って12位でフィニッシュしました。
BMWイタリア・スペインのザナルディは素晴らしいレースをしました。予選でのアクシデントで26番手からのスタートとなったにもかかわらず、集団からうまくすり抜けて10位でフィニッシュしました。