オッシャースレーベン・第1レース:プリオール、確実なる勝利

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アンディ・プリオールはポールからのスタートを利用し、スタートから飛び出し誰の接近も許しませんでした。彼は同じBMWのダーク・ミュラーに0.469秒の差をつけてトップチェッカーを受け、リカルド・リデルのドライブするセアト・レオンが後に続きました。
ダーク・ミュラーは第1コーナーで6位から4位まで縫うように順位を上げていき、リデルとの接触があったにもかかわらず、どうにかポジションをキープする事ができました。ファーフスとタルキーニは1周目のいくつかの小競り合いに巻き込まれていました。セアトのタルキーニは5位で通過し、チームメイトのイヴァン・ミュラーが後に続きました。
次の3ラップでは、プリオール、トンプソン、リデル、ダーク・ミュラーが離れていきました。後方集団では5周目に活発な動きが見られ、ファーフスは6番手まで順位を回復させました。同じ周でザナルディがモルビデリをパスして10番手となりました。ノーズ・トゥ・テールの緊張した状態が続いていたダークとリデルは、ダークが6周目の1コーナーでリデルをオーバーテイクし3番手となり、その後ダークはトンプソンとのギャップを詰めていきました。ダークのチームメイトであるヨルグ・ミュラーもまた、イヴァン・ミュラーをパスして7番手に上がりました。
トンプソンは8周目にダークに2番手の座を明け渡し、その後数周でタルキーニとリデルにもパスされて結局5位でフィニッシュすることとなりました。
戦いは、第2レースでのポールポジションとなる8番手をめぐっても争われていました。イヴァン・ミュラーはザナルディから大きなプレッシャーを与えられていました。イタリアンは12周目にアタックを開始しましたが、コーナー進入でミュラーにヒットしてしまいました。ザナルディはスピンオフし、イヴァン・ミュラーは順位を落として11位フィニッシュとなりました。地元の若手であるピーター・ターシングが第2レースでのポールを獲得しました。
ファーフスはトンプソンとの接触の後、芝生を横切りながらスペクタクルなコントロールを見せ6位でフィニッシュしました。ブラジリアンはかろうじてヨルグ・ミュラーオーバーテイクを避ける事ができました。
3人のシボレー・ドライバーはハフとメニュとラリーニがそれぞれ12位、13位、14位と続けてフィニッシュしました。トム・コロネルが10位に入り、インディペンデント部門での優勝となりました。