フランス・第1レース:ダークとヨルグが1−2

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BMW車の素晴らしいスタート能力のお陰で、ヨルグ・ミュラーフロントローのセアト勢を抜き去り、リードして最初のコーナーに入りました。ヨルグのチームメイトであるダーク・ミュラーも同様に素晴らしいスタートを決め、数秒のうちに6位から2位まで順位を上げました。
タルキーニのスタートはよくなく、セアト・スポーツのチームメイトであるリカルド・リデルの後方4番手まで順位を落しました。最初のコーナーで、タバノのNテクノロジーアルファロメオBMWイタリア・スペインのコスタがコースアウトしました。
レースが進むにつれ、ダークはヨルグとのギャップをつめ始めました。9周目にLyceeコーナーでダークがヨルグを抜き去り、ポジションを守ったまま0.436秒差で同胞のチームメイトより先にフィニッシュしました。リデルのレオンは常に近くにいたものの、トップ2の位置にチャレンジすることはできませんでした。
一方、ジェイムス・トンプソンとアンディ・プリオールの英国人同士の7位争いも行われていました。プリオールは0.369秒差までギャップを縮めたものの、オーバーテイクせずに8位に終わり、その結果第2レースでのポールポジションとなりました。
ロバート・ハフは、シボレー勢の最上位である9位でチェッカーを受けました。レースのほとんどで、イヴァン・ミュラーはシボレーのラリーニとハフにサンドイッチされた状態となり、結局13位でのフィニッシュとなりました。
インディペンデント・ドライバーのルカ・ランゴーニ(プロチーム・モータースポーツのBMW320si)とトム・コロネル(GRアジアのセアト・トレド)が序盤からバトルを繰り広げていました、ランゴーニは最初のラップで14番手から9番手まで順位を上げていました。コロネルは2周目にイタリア人のランゴーニを追い抜き、インディペンデントのトップと総合10番手の位置でフィニッシュしました。