フランス・第2レース:プリオールがトップでチェッカーを受ける

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現WTCCチャンピオンであるアンディ・プリオールが第2レースで勝利を勝ち取りました。ポールポジションからスタートし、ヨルグ・ミュラーやジョルディ・ジェネの前でチェッカーフラッグを受け、チャンピオンシップのトップに立ちました。
アンディ・プリオールは、BMWチームUKの320siを駆り、スタートからゴールまで第2レースを支配しました。ヨルグ・ミュラーは、7番手グリッドから順位を上げ、この日2度目の2位表彰台を獲得しました。セアトは再びトップ3でのフィニッシュとなりましたが、第2レースで3位のトロフィーを掲げたのはスペイン人のジョルディ・ジェネでした。
最初のコーナーの出来事は、数人のドライバーにとってリタイアのきっかけとなりました。ダーク・ミュラーとリカルド・リデルは真っ先に被害を受け、別のセアトがリデルにヒットしダークと接触しました。ピエール・イヴ・コルタルも影響を受け、彼のホンダ・アコードはほとんどロールしてしまいました。別の場所では、ルカ・ランゴーニがアデレード・ヘアピンでマルセル・コスタにヒットし、その結果スペイン人のコスタはチームメイトのアレッサンドロ・ザナルディにヒットし、お互いにバリアにクラッシュしてしまいました。
セアトのジェームス・トンプソンフロントローからレースをスタートしたものの、チームメイトのジェネが4周目に彼を抜き、トンプソンは3番手へと落ちてしまいました。トンプソンはそれからヨルグを寄せ付けないためハードに守らなければなりませんでしたが、BMWのヨルグは5週目のグランデ・コーナーでうまくすり抜けました。ターシングは7周目にシボレーのハフを追い越し、それからチームメイトのイヴァン・ミュラーを追いかけ、2周後のLyceeでパスし6位でフィニッシュしました。
最初のラップで21位から7位まで順位を上げたにもかかわらず、アウグスト・ファーフスは2周目にイヴァン・ミュラーとハフにオーバーテイクされてしまいました。結果として、アルファロメオのファーフスは順位を落とし12位でレースを終えました。
ステファノ・ディアステはうまいレースをし、最初のラップではワークスドライバーにまじって総合5番手に位置していました。彼は結局総合10位でのフィニッシュとなり、総合11位のロベルト・コルチアーゴを上回ってインディペンデント部門で優勝しました。