イヴァン・ミュラーがチャンピオンシップをリード

rint2006-04-03

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/sport_sto861657.shtml
2006年のFIA世界ツーリングカー選手権が晴れ渡るイタリアにて始まり、第2レースの後にはトラックに4万5千人の大群衆がなだれ込みました。
レースでは2005年のマニクールでの33台を上回る35台がスタートし、オーバーテイクやサプライズなどアクション満載の凄いレースとなり、素晴らしいシーズンスタートとなりました。
現チャンピオンであるBMWチームUKのアンディ・プリオールが第1レースの勝者となり、ニューマシンであるBMW320siの初レース勝利をもたらしました。
第2レースではNテクノロジーのアウグスト・ファーフスが勝利、彼は第1レースでのチームメイトのタバノとの衝突を切り抜け、第2レースでザナルディとタフな戦いをしました。スーパー2000アルファロメオ156が5つ目のレース・シーズンでもまだ勝てる車であることを証明しました。
しかし、ニューカマーのイヴァン・ミュラーモンツァで上げた2回の2位という結果を得てシーズン最初のチャンピオンシップリーダーとなりました。フランス人のイヴァン・ミュラーは、2003年のFIAツーリングカー選手権にスペインのマニュファクチャラーであるセアトが加わって以来、始めてのセアト・ドライバーのポイントリーダーです。
セアトはマニュファクチャラー選手権もリードしています。
第2レースはBMWドライバーにとって悪夢となりました。ダーク・ミュラーアンディ・プリオール、ヨルグ・ミュラーやマルセル・コスタなど皆が事故に巻き込まれてしまい、アレッサンドロ・ザナルディは第2レースでファーフスとトップ争いをしながらもリタイアしてしまいました。
一転シボレーにとっては好結果となり、アラン・ムニュが第2レースでファーフスとイヴァン・ミュラーに続く3位となり初ポディウムをもたらしました。さらに、ニコラ・ラリーニが2ポイントを獲得しています。
特筆すべきはアレッサンドロ・バルザンです。彼はインディペンデント部門で2レース連勝しただけでなく、第2レースで多くのワークス・ドライバーとポディウムをめぐって争いました。
次のWTCCは4月29〜30日にフランスのマニクールで開催されます。