モンツァ・第1レース:プリオールが開幕レースを制す

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/sport_sto861129.shtml
前年のWTCCチャンピオンであるアンディ・プリオールのカーナンバー1がポールからスタートし、シーズン最初のレースで一番最初にフィニッシュラインを切りました。
チームBMW-UKのプリオールはスタートしてすぐにギャップを作り、後ろから脅かされる事もありませんでした。イヴァン・ミュラーは2位でフィニッシュし、素晴らしいWTCCデビューを飾りました。彼のチームメイトであるジェームス・トンプソンが残りの表彰台を占める事となりました。
悪いスタートの後、ファーフスはアルファロメオのチームメイトであるタバノに追突され、リアにダメージを負いました。彼はダーク・ミュラーイヴァン・ミュラーと2番手の位置を争っていたものの、これにより5番手まで落ちてしまいました。息を呑むようなモーメントをもたらしたダークとイヴァンの戦いも、イヴァンが8周目にオーバーテイクをした事で身を結ぶこととなりました。
トンプソンが直後につけていたため、ダークの戦いはまだまだ終わりませんでした。ファイナルラップでセアトとBMWサイド・バイ・サイドでストレートを駈け抜け、トンプソンが第1コーナーでダークを抜き去りポディウムを得ました。
ビアソノ・ベントでコルチアーゴがクラッシュし、彼の車にエドマンのプジョーが激突して火災が起きた為、2周のセーフティカーラップがありました。
リスタート後、ザナルディ、タルキーニ、リデルが6番手をめぐって争いました。数々の追い越しの動きを見せた後、タルキーニが5番手でチェッカーフラッグを受け、リデルとザナルディはそれぞれ6位と7位でのフィニッシュとなりました。アウグスト・ファーフスは8位フィニッシュとなり、第2レースでのポールの位置を得ました。
ハフが8周目まで(その時点で)シボレー勢最上位の11番手を走行していたものの、スピンして後方に下がってしまいました。メニュが追い上げ、BMWイタリア−スペインのコスタをオーバーテイクして10位を得ました。
インディペンデント・カデゴリーでは、バルザンが総合9位の位置で勝利しています。