モンツァ・第2レース:ファーフス、第2レースで素晴らしい勝利!

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ヤング・ブラジリアンドライバーのアウグスト・ファーフスがポールからスタートし、彼のNテクノロジーアルファロメオ156は第1レースとは異なり素晴らしいスタートを決めました。序盤5人が3位の位置を争っていました。タルキーニ、トンプソン、ダーク・ミュラー、プリオールとリデルが接近したまま3周走り続けました。プリオールとダーク、そしてトンプソンは一緒にコーナーへ突入し、トンプソンはほとんど無傷でコーナーを抜けたものの、ダークとプリオールのBMWはバリアへクラッシュしレースを終えてしまいました。
先頭グループでは、インディペンデント・ドライバーであるアレッサンドロ・バルザンが9番グリッドから6位の位置まで上がってきていました。タルキーニがザナルディの追い越しに失敗し順位を落した事により、バルザンは5番手に上がりました。5周目にもバルザンの猛攻は続き、イヴァン・ミュラーを追い越して4位に上がり、リデルを追い越して3位にまで上がりました。しかし7周目にイヴァンが3番手の位置を取り戻したことにより、バルザンの総合順位でのポディウムはなりませんでした。
一方、ザナルディとファーフスは優勝争いを繰り広げていました。接触も何度かありましたが、残り2周でBMWのステアリングにトラブルが起き、ザナルディは競争から離脱することになりました。ファイナルラップではバルザンが6位に落ち、さらに多くのアクションが起こり、リデルとハフが接触しました。これらのインシデントの結果、アラン・ムニュがシボレーにポディウムをもたらす事となりました。シボレーの好結果はそれだけでなく、ラリーニも7位でフィニッシュしてポイントを獲得しました。
大活躍のバルザンは総合4位を得て、インディペンデント・カデゴリーで第1レースに続き勝利しました。