シボレー、メニュのレース除外に対してアピール

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=736

シボレーは、マカオの第2レースからアラン・ムニュを除外したレース・スチュワードの決定を不服としてアピールしました。
スイス人のムニュは、BMWのダンカン・ホイスマンとチャンピオンとなったアンディ・プリオールに続き3位でチェッカーを受け、シボレーにWTCC初表彰台をもたらしました。
しかし、レース後の検査で、ムニュのシボレー・ラセッティの重量がレギュレーションによって決められている最低重量とかなり近いものだったので、FIAテクニカル派遣員はタンクに残った燃料を抜き出すことを決定しました。このチェックで、0.5リットルのみ残っていた事が分かりました。スポーティング・レギュレーションにて、燃料分析の為のサンプルとして最低3リットルの燃料が必要となっています。
テクニカル・レポートに関し、スチュワードはメニュをレースから除外する事を決定し、アウグスト・ファーフスに3位を与えました。しかし、チームは車のデータ・ロギング・システムから、第1レースのアクシデントを原因とするダメージが過度の燃料消費をもたらした可能性があったかもしれないという事実に基づきアピールを行いました。
FIAは、国際控訴裁判所でヒアリングを行うことを通達しました。