堅実さがプリオールの切り札

rint2005-11-23

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=738

20のレース、10の開催国、12人のレースウィナー…しかしチャンピオンは1人、アンディ・プリオールです。世界ツーリングカー選手権はシーズン最終戦マカオで決着しました。プリオールは予選でポールを獲得し、2つのレースで2位フィニッシュするという理想の週末となりました。彼はおそらく1つか両方のレースで勝てたかもしれませんが、タイトル争いの相手であるダーク・ミュラーとファブリツィオ・ジョバナルディがリタイアした事により彼はクールなまま、2つのレースでポディウムを獲得しました。
それはロジカルな決定でした、なぜならプリオール(3勝のダーク・ミュラー、4勝のジョバナルディと比べ、彼は1勝しかしていなかった)は堅実さを切り札としていたからです。20レースのうち16レースでポイントを獲得し、11回のポディウム・フィニッシュを果たしています(ダークは6回、ジョバナルディは8回)。
「関わった全ての人に感謝したい。僕の家族もそこにいてくれた。悲しい事に、今年は凄く忙しくて少ししか一緒にいられなかった。バート・マンペイやRBMの奴等なしにはBMWチームUKにタイトルをもたらす事はできなかっただろう。BMWモータースポーツはシリーズ参戦に多くの時間と投資をしたし、BMW-UKは僕と共にシリーズで素晴らしい結果をだせた」とプリオール。
BMWはメーカー・タイトルも獲得しました。このドイツ・メーカーは、以前1987年に行われた世界ツーリングカー選手権でロベルト・ラバーリアのドライブでタイトルを獲得しています。