マカオ:フリー走行1回目・シボレーのラリーニがトップ

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ニコラ・ラリーニが今朝のフリー走行1回目で最速タイムを出しました。シボレー・ドライバーのラリーニはトラックを飛ぶように周回して2分33秒465のタイムを出し、セアトのリカルド・リデルが0.198秒差で後に続き、BMWのヨルグ・ミュラーが0.787秒差のタイムでした。
「本当にハッピーだよ」とイタリアンのラリーニ。「改善できるだろうと思ってはいたけど、最速タイムを出せるとは思っていなかった。僕らはいい働きができたし、車のバランスもパーフェクトだった。今日午後のポールポジション争いに勝つ事は容易ではないけど、最低でも2分32秒台は出せると思うよ」
チャンピオンシップリーダーのダーク・ミュラーは昨日のテストセッションのタイムを上回り、4番手タイムを出しました。アルファロメオ勢の最速タイムは、ファーフスが出した2分34秒679でした。また、トム・コロネルは総合9番手のタイムでインディペンデント勢のベストでした。フォード・ホットフィルスポーツのミハエル・フンケは11番手タイムでした。
セッションは、マカオ人ドライバーのアオ・チ・ホンのBMWがドナ・マリア・ベンドでクラッシュした事により赤旗が出されました。セッション再開直後には、ジョバナルディが昨日の繰り返しの如くバリアへクラッシュしてしまいました。今度当たったのはパイオル・ベンドで、サーキットのアップヒル・セクションで最も速い区間です。「ブレーキがロックして、バリアへ突っ込んでしまった。何故そうなったのか良く分からないんだ。多分、僕のミステイクだろう。あと路面も滑りやすかったんじゃないかな」とジョバナルディ。
アンディ・プリオールは、セッション終了前にピットへと戻っていました。「スローパンクチャーだった。計器類にはなにも表示されてなかったから気付かなかったよ。どこかにクラッシュしたりせずにラッキーだったね」とプリオールは説明しました。