トルコ・第2レース:ザナルディが再びポディウムへ上がる

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アルファロメオが第1レースの再演をし、またしても1-2フィニッシュを成し遂げました。しかし今回勝利を得たのはガブリエレ・タルキーニで、2番手のファーフスを0.263秒後方においてのものでした。ザナルディがレースを通して3番手ポジションを維持し、今季2度目のポディウムを獲得しました。
フンケのフォードと2台のGRアジア(コロネルとキジリマク)は、第1レースでのエンジントラブルの後グリッドにつくことができませんでした。ファーフスはポールからスタートしたものの、1周目でタルキーニにオーバーテイクされてしまいました。2周目には、ジョバナルディがトンプソンをパスして6番手にあがり、ダーク・ミュラーはムニュをオーバーテイクして9番手になりました。シロは9番手を狙ってチャレンジしたものの、ムニュがポジションをキープしました。
リデルとガルシアはサイド・バイ・サイドで競い合い、セアトのリデルは4番手の位置を失ってしまいました。3周目に、ガルシアとジョバナルディが彼をパスし、そのすぐ後にジョバナルディはザナルディのオーバーテイクを試み、ガルシアはザナルディのアウトサイドからコーナーを回ろうとしました。そこでガルシアとジョバナルディが接触、ガルシアはスピンオフしてストップしてしまい、一方ジョバナルディはレースを続ける事ができました。ダーク・ミュラーは4周目にプリオールをオーバーテイクし、プリオールは続いてリデルとムニュにもポジションを奪われて9番手フィニッシュとなりました。最後のポイント圏内を争う接近した戦いで、リデルのセアトとムニュのシボレー、そしてプリオールのBMWは1秒以内の差でした。結局、ムニュはリデルより0.129秒離されての8番手フィニッシュとなりました。
5周目までに、ジョバナルディはガルシアとの接触で失ったポジションを取り戻しましたが、それは長くはありませんでした。リデルはダーク・ミュラーとトンプソンにオーバーテイクされ、彼らがジョバナルディもパスして、彼を6番手へ降格させました。ダーク・ミュラーは5位でフィニッシュし、リデルはセアト勢トップの7位でのフィニッシュとなりました。
ファーフスとタルキーニは他の集団から離れた2人のバトルをファイナルラップで展開し、ファーフスが少しの間のリードを取ったものの、ホームストレートでファーフスが後退し、タルキーニがシーズン2度目の勝利を確実にしました。
シロはインディペンデント部門の大部分のレースをリードし、最終ラップでターシングにヒットされるまでは10番手という素晴らしい位置にいました。この接触によって彼はスピンし4つポジションを落としてしまい、ハンネリッチが11番手フィニッシュしインディペンデント部門の優勝を得る事となりました。