ドイツ:レース後のドライバーコメント

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=670

アレックス・ザナルディ(第1レース8位、第2レース優勝)
「今日は大きな謝意をチームに送りたい。昨晩車が良くないと心配して、彼らが僕を信じて変更をしてくれたんだ。変更後、今朝の車は違った感じがした。僕はスパで前の車を壊してしまった、それはチームが休みを返上して新しい車を僕の為に組み立てなければならない事を意味するものだった。でも彼らは僕を許すと言ってくれた。第1レースは危機一髪だった。ライトの点灯が不意をついたようなものだったから、悪いスタートとなってしまった。僕はいい車を持っていたから、ラストラップでファーフスをパスできた事はラッキーだった。それによって第2レースをポールからスタートできるからね。第2レースではスタートに集中して、ターンごと、ラップごとにこなしていった。簡単じゃなかった。プレッシャーがあったし、後ろに素晴らしいドライバー達を留まらせておくのはタフなことだった。ヨルグ(ミュラー)がオーバーテイクを仕掛けてきた時は驚かなかった、アタックするのがドライバーの血だからね。ある意味、イモラは僕の夢の日だったけど、今振り返ってみると何も起こらなくて良かった。人々は『イエス、でも彼のよく知っているサーキットだからね』と当然の事のように言っただろうから。でも、ここで僕は以前奮闘したことがあるから、今日僕に起こった事はマジックのような出来事だ」
アンディ・プリオール(第1レース優勝、第2レース2位)
「僕にとって本当にファンタスティックな週末だった。でも、僕の週末を特別にしてくれたのはアレックス(ザナルディ)の勝利だ。とてもテクニカルで複雑なサーキットで、彼は僕らからプレッシャーを受けていたのに、彼のドライブはセンセーショナルなものだった。僕については…新車はスイートスポットを突いていた。すぐにそれがいいものだと分かったし、去年の車が戻ってきたように感じられた。自信を持ってアグレッシブにドライブする事ができたけど、まだ先は長い。でも残りのサーキットをポジティブに感じているし、全てのレースでフィニッシュするためにハードワークすることになるだろう」
ヨルグ・ミュラー(第1レース2位、第2レース3位)
「第1レースは、自分がそれほどいいスタートを決めたとは思わなかった。むしろ他のドライバー達が眠っているかのようだったね。去年は12位から4位まで追い上げたから、オーバーテイクが沢山できるサーキットであることは分かっていた。僕は考えた、『リラックスしろ、落ち着いてトップ3でフィニッシュするんだ』とね。今週末の両方のレースでそう心がけた。第2レースでは、僕はアレッサンドロ(ザナルディ)にアンフェアな事はしたくなかった、彼はミステイクを犯す事もなかったしね。ツーリングカーの歴史において、身体に障害を持ったスポーツマンにとってメモリアルとなるレースの一部となれてハッピーだよ」
リカルド・リデル(第1レース2位、第2レース7位)
「僕らはココでポジティブな週末だった。好きなトラックだし、BMW勢を相手に戦う事ができたからハッピーだよ。セアト・チームはよくやってる、トレドとニュー・レオンを同時開発するというタフな仕事をしてるんだからね。バレンシアでレオンをドライブするのを楽しみにしている。僕らにはもう少しテストが必要だけど、今週末の結果は励みになるものだった。車にはよいコーナースピードとダウンフォースがある。バランス面は少し頑張らないといけないけど、レオンには素晴らしいポテンシャルがあるよ」