ドイツ・第2レース:アレックス・ザナルディ初勝利

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アレッサンドロ・ザナルディがWTCCで劇的な勝利を上げました…彼にとっても、チームにとっても初勝利でした。彼はリバース・グリッドによってポールからスタートし、素晴らしいレースで勝利を確実なものとしました。ヨルグ・ミュラーアンディ・プリオールがこの日2度目のポディウム登場となり、BMWの1-2-3となりました。3台のマシンの接近戦となり、ヨルグ・ミュラーはラストラップの時点で2番手の位置にいました。ザナルディに果敢に挑戦したもののワイドになってしまい、復帰した時には3番手となっていました。これにより、プリオールがドライバーズチャンピオンシップでダーク・ミュラーから1ポイント差と迫る事になりました。
スタートで、オルテリは同じセアト・ドライバーであるターシングと接触し、お互いにコースオフ。オルテリは走行を続けて15位フィニッシュ、ターシングはピットインし、レース復帰はできませんでした。このインシデントを避けようとして、ディ・ミシェリとハンネリッチがクラッシュし、後方でレース復帰しました。(第1レースから)ジョバナルディの不幸は続き、2周目にローゼンブラッドと接触し、バリアへクラッシュしてしまいました。
レースは何周かに渡って非常にタイトなものとなり、トップ11のドライバーが4秒以内に収まっていました。7番手を争っていたリデルとタルキーニも集団の中にいました。5周目に互いに接触し、タルキーニは5つのポジションを失い、結局14位でフィニッシュしました。セアトのリデルは7位を維持することができ、彼のチームメイトであるジェネは10周に渡って3番手を走った後、ニュー・レオンで4位という素晴らしい結果を得ました。最後のポイント(8番手)はガルシアとムニュによって争われていましたが、結局シボレーのムニュがBMWのガルシアより前でフィニッシュしました。全てのシボレー・ドライバーが第1レースより良い結果となり、ラリーニとハフは11位と12位を得ました。
フォードのトーマス・クレンケはグレートなレースをし、問題を抱えて10周目にピットに入るまで、リデルをオーバーテイクして7番手まで追い上げました。彼はレース復帰し、20番手でチェッカーフラッグを受けました。しかし全てが失われたわけではなく、フンケがチームに10位という結果をもたらしました。