ドイツ・第1レース:トンプソンにペナルティ、勝ったのはプリオール

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アンディ・プリオールがシーズン初勝利を奪いました。スタートでは、ファーフスがトンプソンをパスしリードを取りました。珍しい事に、トンプソンはレース・スタート前にドライブスルー・ペナルティを招いていました。「スタート3分前」表示が出た時点で、彼の車がまだエア・ジャッキに乗せられていた為です。6周目にトンプソンはピットに入り、最終的にレース勝者となるプリオールにリードを手渡す事となりました。
リカルド・リデルは、7周BMWミュラー・デュオを後方に留め、2位でフィニッシュしました。全体的に、セアトにとってはグレートなレースでした。ターシングは5位となり、オルテリはWTCCデビューを見事に6位フィニッシュし、ジェネはニュー・レオンで7位を獲得しました。
アルファロメオは、どのドライバーもチャンピオンシップポイントを獲得する事が出来ず、全く不運なレースとなりました。ベストリザルトはファーフスの9位でした。ジョバナルディは1周目にシロと接触しスピンしてしまい、最後尾で復帰しました。ピットに入り、しばらくの間留まったにもかかわらず、彼はレースをフィニッシュすることが出来ませんでした。タルキーニは5周目にコーナーでワイドになってしまい、12番手で復帰しました。その後12周目にフンケにオーバーテイクされ、結局13位でフィニッシュしました。
ヨルグ・ミュラーは最終的にポディウムに上がる事となりました。彼のBMWは素晴らしいスタートを決め、第1コーナーの進入で11番手から5番手にジャンプアップしました。レース後半で、ヨルグ・ミュラーは2番手を視界に捉えましたが、リデルをパスするチャンスを見つけることが出来ませんでした。ダーク・ミュラーはチームメイトの後ろの4位でフィニッシュしました。
フォードはこれまでのベストリザルトを上げました。トーマス・クレンケは10位フィニッシュ、フンケは12位でした。フォーカスはマニュファクチャラー・チャンピオンシップの4ポイントを獲得しました。アラン・ムニュは奮闘し、シボレー勢最上位の11位でチェッカーフラッグを受け、ラリーニとハフはそれぞれ17位と23位でした。エリック・エラリィは10周目にトラック上にストップし、プジョーをフィニッシュさせることが出来ませんでした。アドリアーノ・ディ・ミシェリはインディペンデントでの勝利を上げ、総合15位は彼がホンダに乗っての最も良い結果となりました。