ドイツ・予選:ヨルグ・ミュラー、仮想のポール…

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非常に接近した予選セッションで、ヨルグ・ミュラーは1:31.772のラップレコードを作りました。しかし、スパで受けたペナルティが行使された為、彼は第1レースを11番手グリッドからスタートする事となります。これによってアルファロメオジェームス・トンプソンがポール・ポジションとなり、去年のポールシッターであるチームメイトのアウグスト・ファーフスがフロント・ロウに並びました。彼らのタイムはヨルグ・ミュラーのタイムからそれぞれ0.154秒と0.177秒の差でした。アンディ・プリオールは1:32.053のタイムをラストラップで出し、明日のアルファロメオの1-2-3スタートを阻止しました。これによってプリオールは3番手のグリットポジションを確実なものとしました。ガブリエレ・タルキーニが4番手で彼の後に続きました。
セアト勢は5・6・7番手を占め、リカルド・リデル、ステファン・オルテリ、ピーター・ターシングが0.220秒以内のタイム差に収まっています。ジョルディ・ジェネは、ニュー・レオンのステアリングを握り9番手の位置を奪取し、セアト・チームの間に割り込む形でBMWのダーク・ミュラーが8番手に入りました。
フリー走行で良いパフォーマンスを見せたにもかかわらず、ミハエル・フンケは予選でトップ10に入る事が出来ず、16番手からレースをスタートする事となりました。彼のチームメイトであるトーマス・クレンケはいい予選結果となり、1:32.717のタイムで10番手スタートとなりました(フォードのベスト)
アラン・ムニュはヨルグ・ミュラーから0.992秒差のタイムで13番手となりシボレー勢の最速タイムとなりました。エリック・エラリィがドライブするプジョー407は、コンペティティブなタイムを出す事が出来ず、27番手グリッドを得るに留まりました。プロチーム・モータースポーツのジュセッペ・シロがインディペンデント勢の最速タイムを出し、総合17番手となっています。