シボレー、来年に向けた開発を開始

rint2005-08-22

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=659

メキシコとベルギーで2連続ポイントゲットをした後、シボレーWTCCチームはドイツのツイスティなトラックであるオッシャーズレーベンで、さらなるポイント獲得を期待しています。3.6Kmのサーキットは、パワーよりもハンドリングが重視されるので、シボレーに適しているのではないかと思われます。レースに備えるため、シボレー・レーシングチームは、アラン・ムニュとロブ・ハフによってドライブされた2台の車と共にペンブレイへ赴きました。
「我々はペンブレイに2台の車を持ち込んだ。2006年用マシン開発の初期段階に入るためだ」チーム監督のマーク・バスフィールドはそう説明しました。
「今の所、かなり楽観視している。我々には重量配分やバラストがないからだ。同時に、我々はダンパーの開発をいくらか進める事が出来た。オッシャーズレーベンの前の3ラウンドで初期段階の発見をしてファイン・チューニングを施すことができた。エンジンも、オッシャーズレーベンの為に3台全ての車にフレッシュエンジンを用意した。若干のアップデートをしたから、エンジン寿命は大きく伸びたはずだ。優れたシャシー特性がパワー不足を補ってくれるはずだから、ドイツでのレースを楽しみにしている。車をポイント圏内に入れる事は明確な課題だ」
シボレー・ヨーロッパのモータースポーツ・マネージャであるエリック・ネベはこう付け加えました。
「オッシャーズレーベンは、我々がさらにポイントを獲得できる絶好の機会だ。スパでは天候や多くのインシデントにより、予期せぬボーナスを得られたが、ポイントを獲得した事によって、チームは大きく後押しされた。アラン(ムニュ)やニコラ(ラリーニ)は、オッシャーズレーベンでのレース経験があるので、それも助けになるはずだ。ヨーロッパの自動車市場のひとつであるドイツでポイントを獲得できれば嬉しい事だ。シボレー・ジャーマニーのディーラーに新しい『シボレー・ラセッティ・スポーツエデシション』が今週末にデリバリーされる事を考えればなおさらだ」