スパ・第1レース:ダーク・ミュラーがリードしBMWの1-2-3

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ソヘイリ・アヤリ(予選24番手)はエンジン交換を行ったため、グリッドの後ろへ降格となった。
アンディ・プリオールがスタート・ラインからリードを奪う。最初のコーナーで、ダーク・ミュラーがチームメイトのヨルグ・ミュラーオーバーテイクした。セアトのジェネとアルファロメオのタルキーニは接触し、ジェネはスピンしたものの19番手のポジションで復帰した。フンケのフォード・フォーカスは、コンベスでワイドになってしまい、ロールしてしまった。これにより、1周終了時点でセーフティーカーが出される事になった。
セーフティーカーがピットに入り、プリオールが良いスタートを決めた。ダーク・ミュラーはファーフスをオーバーテイクして2番手にアップ。別の場所でもBMWアルファロメオのバトルが繰り広げられ、ヨルグ・ミュラーとタルキーニが4番手の位置をめぐって争っていた。
4周目、プレイトがジョバナルディを追い抜いて8番手に上がる。しかし、ジョバナルディは、プレイトとガルシアの7番手をめぐる戦いの結果、得点圏内(8番手)の位置を取り戻す。
ダーク・ミュラーは5周目にプリオールをオーバーテイクしてリードをとるが、イギリス人であるプリオールは僅差で後に続く。彼らは0.541秒差で6周目へと入っていった。残りの周回で、プリオールはシーズン初勝利のために奮闘したが、彼のチャレンジは実現しなかった。ヨルグ・ミュラーは、ファイナルラップの最終コーナー進入時にファーフスと接触、ヨルグ・ミュラーは右リアタイヤから煙を立ち上がらせながらファーフスとサイド・バイ・サイドでチェッカーを受けた。ヨルグ・ミュラーの車はファーフスのアルファロメオから0.022秒前でフィニッシュし、BMWの1-2-3となった。
コロネルは、14番手のスタートポジションを維持してのゴールとなり、インディペンデント・カデゴリーの勝者となった。彼の後ろにシボレー勢最上位の15番手としてムニュが入り、残ったフォードをドライブしていたクレンケは22番手フィニッシュだった。アヤリのプジョーはスピンをし、24番手に終わった。

※リポートはファーフスの失格前に配信されたものなので、ファーフス以降の順位は1つずつ繰り上がります。順位は原文そのままです。