スパ・第2レース:ジョバナルディが勝利、ディアステにはペナルティ

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雨に濡れたトラックに車が並べられる。リバースグリッドによりジョバナルディがポールポジションスタートとなり、ガルシアやタルキーニ、トンプソンに追われながらもスタートでリードをとった。
オー・ルージュへと飛び込んでいき、そこでプリオール、ファーフスそしてダーク・ミュラーはアクシデントに巻き込まれた。
プリオールの車はダメージがあり、リタイアを余儀なくされたが、ファーフスとダーク・ミュラーは復帰することができた。1周目、ヨルグ・ミュラーはトンプソンをオーバーテイクして4番手にあがり、タルキーニはコーナーでワイドになり3つのポジションをロスしてしまい、復帰した時には5番手になっていた。ヨルグ・ミュラーは問題を抱えてしまい、ピットへ入らなければならなかった。さらにアクシデントは続き、ハンネリッチとリデルは接触し、互いにコースアウトしてしまった。スウェーデン人のリデルはその場でリタイアしたが、ハンネリッチは復帰する事ができた。トンプソンは、沢山のドライバーにオーバーテイクされた後、2周目にピットインした。
ジョバナルディはシーズン3度目の勝利目指して走っていた。3周目、クレンケはシボレーのラリーニと接触し、彼のフォードはバス・ストップ・シケインを滑りながら横切り、ジェネのセアトに激突した。双方の車のダメージは大きく、3周終了時点でこの日2度目のセーフティカー登場となった。
レース再開はラスト1周を残して行われた。ジョバナルディに接近しながらガルシア、タルキーニ、そしてダーク・ミュラーが追い上げていた。バス・ストップ・シケインでお互いにブレーキングを遅らせた結果、ガルシアとタルキーニはダーク・ミュラーを巻き込んでクラッシュしてしまった。
ディアステ(彼は5番手をめぐってコロネルやムニュとバトルしていたが、3台のスピンした車を避けるためにシケイン・カットをしていた)は、ジョバナルディより前でトラックに復帰していた。結局ディアステには3秒のペナルティが科される事になり、ジョバナルディが今年3度目の勝利を達成する事となり、デイァステ、コロネル、ファーフスが後に続くこととなった。ダーク・ミュラーは5番手という重要な位置でフィニッシュし、アラン・ムニュは6番手フィニッシュし今年初めての選手権ポイントをあげた。