ファーフス、第1レースから除外

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第2レースでステファノ・ディアステに3秒のペナルティを科した後、スチュワードは第1レースの最後に起こったアウグスト・ファーフスとヨルグ・ミュラーの衝突について調査を行いました。
2人のドライバーは、ドア・トゥ・ドアで衝突し合いながらフィニッシュラインを通過した(ドイツ人ドライバー(ヨルグ・ミュラー)は3番手ポジションを奪う為、ピットウォールとライバルのアルファロメオ(ファーフス)の間に挟まれていた)。スチュワードは危険なドライビングをしたファーフスを除外し、回避可能な衝突をもたらしたとしてヨルグ・ミュラーにもペナルティを科しました(ミュラーは次のレースでスターティンググリッドを10ポジション降格となる)。アルファロメオ・レーシングはファーフスのレース除外について上訴しています。
タイトル争いに関しては、ベルギーのイベントはダーク・ミュラーとジョバナルディを引き立てる働きをしました。ダーク・ミュラーはジョバナルディから2ポイントのリードを広げ、4ポイント差としました。しかし、アルファロメオのジョバナルディに油断はありません。3連続イベントで3つの勝利をあげています。プリオールは3番手の位置を保持しましたが、11ポイント差をつけられています。
セアトはバッドラックに見舞われてしまいました、2つのレースのどちらでもポイント圏内でフィニッシュしたワークスドライバーは誰もいませんでした。コロネルだけが、スペインのマニュファクチャラーの面目を保ちました。フォードにとってはより暗い日を過ごすこととなりました。ニューカマーのミハエル・フンケは第1レースが始まってすぐに上下逆さまとなり、トーマス・クレンケは第2レースでジョルディ・ジェネとクラッシュしてしまいました。
ニコラ・ラリーニとロバート・ハフがプエブラでシボレー初のドライバーズチャンピオンシップポイントを獲得した後、チームの3人目であるアラン・ムニュが第2レースで6番手フィニッシュをする事により同様の結果を残す事ができました。
インディペンデント・トロフィーでは、コロネルがリーダーのマーク・ハンネリッチとの差を縮めました。
アルファロメオの上訴があり、カーナンバー7(ファーフス)のECUによるテクニカル・インスペクションの為、両方のレース結果は暫定のものです。