メキシコ・予選:コルチアーゴがファステストを叩き出すも…

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ロベルト・コルチアーゴとピーター・ターシングは、明日の第1レースの事実上のフロントローを獲得しました。しかし、予選で1番手と2番手のタイムを出したにもかかわらず、双方とも10グリッド降格となってしまいます。コルチアーゴはイモラでのペナルティが適用されたため、ターシングはフリー走行と予選の間に間にエンジン交換をした為です。これによりファブリツィオ・ジョバナルディがポールポジションとなり、チームメイトのジェームス・トンプソンフロントローに並ぶ事になりました。タルキーニは3番手からのスタート、その横にジェネ、リデルとハフは3列目に並びます。ハフの6番手スタートはシボレーのこれまでのベストリザルトです。
アウグスト・ファーフスとジェイソン・プレイトは、共にイモラでの10グリッド降格のペナルティにより14番手と20番手からのスタートとなります。
セッションの始めでは、トンプソンとコルチアーゴがトップを狙って争っていました。8分経過時に、ジョバナルディが1:30.149のタイムを出してトップに立ちました。タルキーニとジェネがコーナーで接触し、ジェネは縁石を超えて立ち往生してしまったセアトから離れました。この事故によって3度振られる事になる最初のレッドフラッグが出されました。
再開後、コルチアーゴは1:29.830のタイムを出して再びトップに立ちました。これがセッションに渡っての最速タイムとなりました。数分後、トンプソンはバンクコーナーでワイドになり、ウォールにヒットしました。再びレッドフラッグが振られて、アルファロメオをコース外へ引っぱり出しました。
ターシングはセッション再開後に2番手タイムを出しました。彼のタイムはコルチアーゴのタイムの僅か0.029秒差でした。ファーフスはタイムを伸ばして4番手に食い込み、チームメイトのトンプソンを5番手に追いやりました。
残り7分、ラリーニはワイドになりコンクリートウォールにクラッシュし、再びレッドフラッグが振られました。再開後の終盤のセッションではトップ・ポジションの変更はありませんでした。トム・コロネルはインディペンデントドライバーのベストで、総合13番手となりました。
最初のフリー走行でのクラッシュにより、ヨルグ・ミュラーとアドリアノ・デ・ミシェリは予選に出走できませんでした。