イモラ・第2レース:ザナルディが輝くも、ダーク・ミュラーが勝利

rint2005-05-31

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=597

ザナルディはリバースグリッドでポールからスタートした。ヨルグ・ミュラーはピットレーンスタートとなった。ダーク・ミュラーとプリオールは双方とも素晴らしいスタートで5・6番手から2・3番手に上がっていたが、ザナルディはトップの位置を保持していた。アントニオ・ガルシアはスタートを決めて2ポジションを奪い、最初のコーナーを5番手で進入していたが、アルファロメオのファーフスとコルチアーゴは接触した。ハフとヴァリはトサ・コーナーで衝突したがどちらも走行を続ける事ができた。
トップは3台のBMWアルファロメオのトンプソンから成ってオープニンラップを終えた。2周目、ジョバナルディはチームメイトのファーフスにオーバーテイクされて6番手となった。リーディングパックはBMW勢の争いが3周目へもつれ込んだ。ダーク・ミュラーは最終コーナーでザナルディに仕掛け、リードを奪う事に成功した。このレースはこの時点では非常に接戦で、12番手までのドライバーは3秒以内にラインを通過していた。
ザナルディは4周目にプリオールに3番手に追いやられた。ガルシアとジョバナルディの接触は、ガルシアが5番手から11番手に転がり落ちる事を意味した。ジョバナルディは2周後にファーフスに追いつき、ヨルグ・ミュラーは14番手を得るためにメニュやジェネをオーバーテイクし素晴らしい躍進を続けていた。彼は結局総合12番手でフィニッシュし、ラリーニのひとつ後ろだった。シボレーはWTCCでのベストリザルトを奪った。
トンプソンは7周目にセアト勢に取り囲まれた。リデルは彼をパスしトンプソンからラインを奪い、その結果プレイトはトンプソンをトラックから押し出す事になった。彼は14番手で復帰したが、車の損傷により22番手でフィニッシュすることになった。7周目はハラハラする出来事と共にプリオールがシーズン初勝利の為にダーク・ミュラーと競い合っていた。8周目に入る時、2番手とのギャップは0.323秒だった。
ファイナルラップ、ファーフスはザナルディから3番手を奪う事にトライしたが、クリアなものではなかった。接触はアクア・ミネラリで起き、コントロールを回復した後、ファーフスは5番手でフィニッシュし、ザナルディは総合6番手でフィニッシュし、イタリアン・スーパーツーリスモ部門で優勝した。プリオールは勝利を手にするために最後の試みをしたが、ワイドになってしまい結果的に2番手に留まった。
バルザンは第1レースに続いてインディペンデント部門に勝利した。フォードのローマス・クレンケは第1レースの結果と同じである17番手でチェッカーを受けた。