イモラ・第1レース:ジョバナルディ、WTCC初優勝を奪う

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エンジン交換により、ターシングはグリッドを10ポジション降格する事になりました。タルキーニは、シルバーストーンで受けた保留中のペナルティが実行された為、予選を5番手で通過していたものの14番手まで降格する事になりました。
レースがスタートし、ガルシアはラインを外れながらもジョバナルディをオーバーテイクし、矢継ぎ早くプリオールも最初のコーナーでインに入りジョバナルディのアルファを追い越しました。最初のラップの間に、ジョバナルディはプリオールから2番手ポジションを奪い返しました。ヨルグ・ミュラーとタルキーニはタンブレロで接触していました。タルキーニは車列の後ろに復帰し、ヨルグ・ミュラーは1周した後ピットに戻っていきました。
2周目、コルチアーゴは非常に遅いブレーキングをし、トサでジェネのセアトをバリア送りにしました。ジョバナルディはガルシアからよいリードをとっていました、一方BMWドライバーのプリオールとダーク・ミュラーは互いに最後のポディウム圏内を狙って争っていました。
6周目、プロデリのフォード・フォーカスがロールしましたが、彼は無傷で脱出しました。
最終ラップ、ダーク・ミュラーとプリオールのギャップは接近していましたが、プリオールはどうにか3番手の位置を守る事ができました。ファーフスは5位でフィニッシュし、コルチアーゴは6位でホンダにとってのWTCC初ポイントをあげました。シボレーのラリーニとムニュが13位と14位となり、フォードのクレンケは17位でした。彼のチームメイトであるイェガーは最終ラップにパンクチャーに見舞われていました。
バルザンは、インディペンデント・ドライバーのベストである12番手の位置を確保しました。ザナルディは総合8番手という素晴らしい成績を残し、イタリア・ツーリングカー選手権で勝利し、第2レースのポールポジションを得ました。