ザナルディの「F1カンバック」

rint2006-11-27

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/sport_sto1018791.shtml
先週アレッサンドロ・ザナルディがF1へのカンバックを果たしました。ヴァレンシアで行われたフォーミュラーBMWワールドファイナルの土曜&日曜の4つのセッションにてBMWザウバーF1をドライブしました。
「僕にとってスペシャルな機会だった」とはザナルディ。
「皆とてもスムースに働いてくれた事に驚いた。BMWはWTCCにおいて最大限のサポートをしてくれた。F1をドライブする事はさらなるステップだ。ドライブ出来てとても誇らしかった。車はファンタスティックだった。全てがとても正確だった、本当に驚いた…普通は車の詳細を知るにはより多くの時間を必要とするから。車はもっとラフだと思ってた。でもそれは美しいBMW7シリーズ(F1カーではなく)のようだと感じた」
BMWモータースポーツ監督のマリオ・タイセンのコメント
「木曜の数周のインステレーション・ラップの後、アレッサンドロ・ザナルディがF1カンバックを楽しむ時間が今日はたっぷりあった。車の変更がうまく機能し感銘を受けた。アレッサンドロは最初から満足していたし、それはラップタイムでも証明された。彼がF1未経験者でないことは明らかだ。彼は限界でどうドライブするかを忘れてはいなかった」
彼は右股により力を入れる事ができるので、エンジニアはコクピット右側へブレーキペダルを移動させました。右の義足はマジックテープでブレーキペダルへ固定されました。コクピットの狭いスペースをより有効利用するため、ザナルディは特性の義足を使用します。それは通常使うものよりかなり小さいものです。ステアリングホイールの右後部のパドルでギアをシフトします。左側にもう1つのパドルがあり、これは車のアクセルコントロールに使用します。
ザナルディは世界ツーリングカー選手権でのレース勝利の実績からして、F1でも相応しい事を示しました。
「WTCCではとても強いドライバーと戦っている。彼らは不運の為にF1へたどり着けなかったんだ」とは彼のコメント。
「しばしば僕は彼らを打ちのめす。僕はGPでもかなりやれるだろう」