ザナルディがBMWザウバーF1をドライブ

rint2006-11-02

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/sport_sto999391.shtml
アレッサンドロ・ザナルディが、F1カーのコクピットへ戻る事となりました。
11月24〜26日にヴァレンシアにて行われる「DELL フォーミュラーBMWワールドファイナル」にて、40歳のイタリアンはモデファイされたBMWザウバーF1.06をドライブします。
BMWザウバーF1チームの為にドライブすることにより、ザナルディはF1マシンをテストする初めての義足ドライバーとなります。
「まずはじめに、この機会を与えてくれたBMWにありがとうと言いたい。僕にとってアメージングなことだ。僕がF1チームと契約できないことは分かっている。にもかかわらず、F1カーを再びドライブできるチャンスを得られたのは信じられないことだ。1999年に最後にGPを走って以来、マシンがどれくらい変わっているのか確かめる事に興奮している。V8エンジンをスタートさせるのが待ち遠しい」とはザナルディのコメント。
BMWモータースポーツのディレクターであるマリオ・タイセンのコメント
「ザナルディは本当に印象的な人物です。彼はモーターレースにカンバックし、WTCCにおいて最高レベルでレースに勝てるという事を証明しました。もし我々とF1テストができたら…と今年初めに彼が聞いてきた時は、それはちょっとしたジョークでした。エンジニアがそれを可能にしたので、我々は彼にチャンスを与えることにしました」
ザナルディは、BMWザウバーF1チームのドライバーが使用するマシンとは様々な点で異なるBMWザウバーF1.06をドライブする事になります。そのマシンは特別なブレーキペダル(コクピットの右側へ移動)を特徴としています。
従来のスロットルはなくなり、ザナルディは加速する為にステアリングの左後ろに取り付けられたシフトパドルを使用する事となります。
パドルの動きは、正常なスロットル・パーセンテージとスムースな加速を与える為にかなり増やされました。