トンプソン、プリオールをかわして選手権トップへ

rint2006-08-01

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/puebla/2006/sport_sto935818.shtml
セアト・スポーツのジェームス・トンプソンは、メキシコ戦で2回の5位を獲得しポイントを獲得したことにより、アンディ・プリオールからチャンピオンシップのリードを奪い取りました。
週末通して76,000人(日曜は48,000人)の観客を集めたイベントで、アルファロメオのマシンはプエブラ−アモゾクのレースを支配しました。Nテクノロジーの3人のドライバーは、イタリアのメーカーの為に2度の1-2フィニッシュを決め、結果的にアウグスト・ファーフスをタイトル争いに復帰させることとなりました。
ブラジル人ドライバーのファーフスは、現在アンディ・プリオールと同ポイントで、トップのトンプソンとはわずか3ポイント差です。チャンピオンシップは6人が接近した状態でまだまだ分かりません。メーカー部門では、3つのメーカー(セアト、BMWアルファロメオ)が接近した状態にあります。
第1レースでは、2人のヤングドライバーに注目が集まりました。サルバトーレ・タバノがWTCC初勝利をあげ、ライアン・シャープがJASモータースポーツプライベーターのホンダ・アコードを駆って総合3位となりました。
第2レースでは、ファーフスがシーズン2度目の勝利をあげるため、チームメイトのジャン・モルビデリの前へとジャンプアップしました。プライベーター勢では、トム・コロネルが技術的な問題でスローダウンするまで、3位のためにリカルド・リデルにチャレンジしていました。