セアトとシボレーがイギリスでの栄光を分け合う

rint2006-05-23

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/sport_sto890645.shtml
雨が降り寒い日に、セアトとシボレーはブランズハッチでの初めての世界ツーリングカー選手権開催において名誉を分け合いました。
あいにくの天気にもかかわらず、観衆はずぶ濡れのアスファルトで行われた第5&第6戦を観戦するためにレーストラックにやってきました。週末の合計観客数は28,000人、決勝日には18,000人の観客が訪れました。
第1レースはスタートで決まりました。ポールシッターのリカルド・リデルはほとんどエンジンストールしかかり、彼のチームメイトであるイヴァン・ミュラーがトップへ飛び出しました。フランス人のイヴァン・ミュラーがゴールまで終始リードし、ジェームス・トンプソン、ピーター・ターシング、ロバート・ハフ、リカルド・リデルが彼の後ろでバトルを繰り広げました。結局、ドイツのヤングスター・ターシングがトンプソンとハフから2位を勝ち取りました。
第2レースでは、アンディ・プリオールが序盤リードしましたが、彼は珍しくミスを犯し、アラン・ムニュが先頭に立ちました。スイス人のアラン・ムニュは素晴らしいパフォーマンスを見せ、リデルやトンプソンからのプレッシャーに耐え、シボレーにWTCC初優勝をもたらしました。
これらの結果で、イヴァン・ミュラーとセアトが、ドライバー部門とメーカー部門のリードを取り戻すこととなりました。
イギリスでのWTCCレースは、BMWアルファロメオにとって幸運なものとはなりませんでした。ダーク・ミュラーとアンディ・プリオールがドイツのチームの為にそれぞれ数ポイントを稼ぎ、ジャンニ・モルビデリはアルファのドライバーで唯一ポイントを獲得しました(第2レースの7位)。
JASモータースポーツスコットランド人ライアン・シャープが第2レースを1位で終えた一方で、トム・コロネルはインディペンデント・トロフィーでもう1つの結果を掴みました。
次のWTCCは6月3〜4日にドイツのオッシャースレーベンで行われます。