マカオ:テストセッションではプリオールが最速

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WTCC最終戦が30分のテストセッションで開始されました。多くのドライバーにとってマカオのストリートコースは始めての経験ですが、コース経験を持つアンディ・プリオールやヨルグ・ミュラーやトム・コロネルがベストタイムを出しました。
ヨルグ・ミュラーとプリオールは、BMWのマシンを駆って最速タイムを塗り替え合っていました。ヨルグのベストタイムは2分35秒368でしたが、プリオールは自身のラストラップでそれを0.876秒上回る2分34秒492を出しました。コロネルはGR Asiaのセアトを駆り、セッションを通して速いドライバーのうちの1人でした。彼のタイムは2分35秒529の総合3番手で、インディペンデント勢ではダントツの速さでした。
地元ドライバーであるアンドレ・コートは、アルファロメオ勢最速である4番手タイムを出しました。セッション残り5分で、アルファロメオのチームメイトであるファブリツィオ・ジョバナルディが2分36秒491を出したものの、ドナ・マリア・ベントでクラッシュしてしまいました。しかしながら彼のタイムは総合6番手でした。
ジョルディ・ジェネが5番手のタイムでセアト・スポーツ勢のトップに立ち、リカルド・リデルは総合8番手でした。シボレー勢ではニコラ・ラリーニがトップ10に入り、2分36秒491のタイムで7番手でした。ミハエル・フンケはホットフィル・スポーツのフォード・フォーカスで14番手タイムを出しました。
アジア・ツーリングカー選手権のドライバーのなかで最速だったのは、総合19番手だったエングストラー・モータースポーツのピーター・シュハーマッチでした。彼のチームメイトであるポール・プーンは、31人の出場ドライバーのうちで電気系の問題でテストセッションに参加できない唯一のドライバーでした。