ニューBMW・3シリーズ、WTCCへ

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昨日の第61回フランクフルト国際モーターショーで、BMWはニュー３シリーズのモータースポーツ・バージョンを発表しました。2006年から、WTCCと世界各国のツーリングカー選手権で走ることとなります。
275bhpのレーシングカーはBMWモータースポーツにより開発されました。特別仕様車であるBMW320si（2005年12月に限定バージョンとして売り出される）のレーシングバージョンです。量産車に対をなすかのように、BMW320siモータースポーツバージョンは、パワフルな２リッター４気筒直列型エンジンで走ります。車はスーパー2000のレギュレーションに従い、現在の320i E46より45ミリ長く、36ミリ幅が広くなります。
この車で、BMWは2006年もカスタマー・スポーツへ伝統を継承することとなります。BMWがナショナルチームと争っているWTCCとは別に、BMW320iのレーシングバージョンは、デンマーク、イタリア、ロシア、スウェーデン、アジアの選手権で活躍しています。これまでに、E46シリーズの100を超えるレース用スポーツ・キットが、BMWレーシングパーツ販売代理店によってモータースポーツ・チームに販売されました。
BMWモータースポーツ・ディレクターのマリオ・タイセンはこうコメントしました。
「BMWのいないツーリングカーなど考えられませんし、同様に、BMWはツーリングカーなしでは考えられません。このブランドを発展させ、我々はこの伝統を守っていきます。ワークス・サポートは別として、我々は常にカスタマーが手頃にレースを続けられるようにし、同時に高性能パッケージを提供します。この伝統は、新しいBMW３シリーズのレーシングバージョンでも継続されます。私は、このモデルがBMWのサクセス・ヒストリーの新たなるチャプターを刻むと確信しています」