ヨーロッパへ戻ったWTCCの次戦はベルギー

rint2005-07-03

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=626

ショートトラックからロングトラックへ。メキシコ高地にあるプエブラ・アモゾク(3km)から、ベルギーのアルデンヌの森にあるスパ・フランコルシャン(7km)へ。初めての大西洋横断イベントの後、WTCCはヨーロッパに戻り、第11戦と第12戦が7月30日(土曜日)に行われます。
WTCCカーやパーツはヨーロッパへの帰途についています。ほとんどの荷は、ベラクルズから先日木曜にメキシコの貨物船「ユカタン」に載せられ、アントワープ(ベルギー)へ7月18日にドッグ入りし、チームはそこで荷おろしを行います。
一方、6台の車は既にシュツットゥガルドへ航空便で運ばれました。これらはプエブラでトラブルに見舞われダメージを負った5台の車(ヨルグ・ミュラーのBWM、アドリアノ・ディ・ミシェリのホンダ、ニコラ・ラリーニのシボレー、ジェームス・トンプソンとガブリエレ・タルキーニのアルファロメオ)に、チームがスパでのテストの為に使うロバート・ハフのシボレーを加えたものです。
ドライバー&マニュファクチャラタイトルは両方ともよりオープンな戦いとなっています。ポイントを失い、失意のメキシコの週末になったにもかかわらず、BMWのダーク・ミュラーはドライバーズチャンピオンシップのトップの位置を保持しました。しかし、彼のライバル達は着実にギャップを縮めました。ファブリツィオ・ジョバナルディ(今とても調子がいいドライバー)は2ポイント後ろに付けています。アンディ・プリオール、アントニオ・ガルシア、ガブリエレ・タルキーニがそれぞれ5,8,9ポイント差につけています。ベルギーのレースで与えられる(優勝ポイント10+10=)20ポイントで、3人のドライバーがランキングトップに立てる可能性があります。
リカルド・リデル(14ポイント差)ジェームス・トンプソン(15ポイント差)アウグスト・ファーフス(18ポイント差)
マニュファクチャラチャンピオンシップは、アルファロメオBMWが共に129ポイントでリードし、3番手のセアトに31ポイント差を付けています。