新しいセアト「レオン・キュプラ」のためのGPSシステム

rint2005-06-13

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=605

バルセロナ・モーターショーで公開された後、セアト・スポーツのニュー・レオンは、オッシャーズレーベンでのWTCCデビューを目指してハラマでのテストを開始しました。トラック上でもっとも技術的に洗練されたレーシングカーになるでしょう。
レオンには、温度、気流、制動力、エンジン性能を記録するコンピューターソフトウェアがパックされます。インテリジェントなニュー・レオンは、さらにドライバーがGPSのお陰で何を行っているかチームに正確に伝える事ができるでしょう。セアト・スポーツのGPSシステムは現在はトレド・キュプラでテストされていますが、各ドライバーの正確なラインを示します。いつターン・インするのか、ライン頂点や出口でどのくらいの縁石を使うのか。
フリー・プラクティスのみで使用され、最先端のレシーバーは12の衛星からのシグナルを「聞き」、車の「ブラックボックス」にデータを送り格納します。車がピットにある時、情報がラップトップにダウンロードされ、車が周回した正確なトラック・ポジションをトレースすることができます。ピット・ガレージのチームのレースエンジニアによって見ることができ、車が実際に周回したラインから5〓内に収まるほどスクリーンのラインは正確です。
「これはスタンダードなGPSシステムではありません、ハイ・クオリティで高性能なシステムです」セアト・スポーツのチーフエンジニアであるトニ・キュクエレラはそう説明した。
「ルーフ上に衛星信号を受け取るアンテナがあり、情報はデータとして集められる。時々橋の下をくぐる時や曇りの時に問題があるが、驚くほど正確なものだ。レースや予選でこのシステムを使う事は禁止されているし、トラック上からライブフィードすることも禁止されている。だから、車が止まっているときにデータをダウンロードしなければならない。なかなかいいよ、ドライバーが車の感触を私たちに説明したり、ラップを画面で見ることができる」
このデータから、チームがかつて出来なかった、リカルド・リデル、ジョルディ・ジェネ、ピーター・ターシングのドライバー・スタイルの分析が可能になりました。コンピューター・スクリーンには、ダウンロードされたデータが、かつて考え出された高性能のレーシングカーゲームのように見ることができます。