セアト、ニュー・レオンWTCCカーを発表

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本日のバルセロナ・モーターショーで、セアト・スポーツは今シーズンのWTCCにデビューさせる予定であるセアト・レオンWTCCを発表しました。それはスパニッシュ・ブランドによって作られた最新鋭のレーシングカーのうちのひとつです。F1とWRCに並んでFIAカレンダーで名誉ある競争のためにインスパイアされました。Martorellのセアト・スポーツで構想・開発され、ニュー・レオンは、スペインのマニュファクチャラーが世界タイトルを争う事を可能にする技術的大躍進を表しています。
ジョルディ・ジェネが昨年の12月にモデファイされたシャシーとメカニカル・アセンブリのハンドリングをトラックテストしてから5ヶ月が経ちました。この時、セアト・スポーツとアウディ・スポーツのエンジニアは、レオンの残るコンポーネンツを明らかにし、エアロダイナミクスの徹底的な研究に着手しました。オフィシャル・トラックテストは、ここ数週間以内にはじめられ、今シーズン末までのデビューを目指してファイン・チューニングが進められます。そのような急速な進歩は、セアトの大がかりなスケジュールによって可能になりました。貴重なサポートとなったアウディ・スポーツの人員も含み、セアト・テクニカル・センターのスペシャリスト140人によって、ニューモデルの風洞実験が能率よく行われました。ドイツのエンジニアの協力は、エンジン開発にも提供されるでしょう。
「ゼロからレースが出来るまでのレーシングカーを作る事はそうそうあるものではない。だから、レオンWTCCプロジェクトは貴重な機会をセアト・スポーツチームに与えてくれた」セアト・スポーツのマネージング・ディレクターであるジェイミー・プイグは、そう発言した。
「我々は、多くのレース経験を持ったコンストラクターと競争するのに、私たちのような若いチームが強大な挑戦に取り組む事を熱望していた。我々には、ニュー・レオンを勝利に導くために素晴らしいスキルを持った人々がいる。セアト・テクニカル・センターと非常に貴重な協力をしてくれたアウディ・スポーツに本当に感謝している」