マカオは違いを生ずるサーキット

rint2006-11-08

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/macau/2006/sport_sto1003669.shtml
去年同様、FIA世界ツーリングカー選手権は来週マカオのストリートコースにて再び決されることとなります。
トラックの性質のため、悪名高い6.1キロのギア市街地コースにそれぞれのドライバーがどのような関連があるのか見るのは面白い事です。
マカオの52年に渡るレースで、ヨルグ・ミュラー(1993年のF3GPと2004年のギアレースで勝利)が、F3GPとギアレースの両方で勝利した唯一のドライバーです。
去年はアウグスト・ファーフスがマカオ初出場でギアレースに勝利。アンディ・プリオール(2004年と2005年のギアレースで2度の2位)とリカルド・リデル(1992年のF3GP勝者で2004年のギアレースで3位)はこのトラックが得意なようです。
WTCCのタイトルを争うドライバーの中で、これまでマカオで苦戦しているドライバーはイヴァン・ミュラーとガブリエレ・タルキーニです。フランス人のイヴァンは、1991年にF3GPに出場しましたがリタイア。イタリア人のタルキーニは1988年のF3GPの第1レグで10位フィニッシュしています。
タルキーニは、最近のギアレースでは2度の失敗を犯しています。2002年のレースでは表彰台を争いながらもリタイア、去年は予選で大クラッシュしレースをスタートする事すら出来ませんでした。
いままでマカオで活躍したドライバーは他にもいます。
ダンカン・ヒュイスマンはギアレースで3連勝(2001〜2003年)しています。
トム・コロネルは2001年のギアレースでレグ勝利しています。
ニコラ・ラリーニは2002年のギアレースで2位となっています。
ジョルディ・ジェネは1991年のF3GPで2位となっています。
ヤン・マグネッセンは1994年のF3GPで3位となっています。
そして最後に忘れてはいけないのが2000年のF3GPで優勝している地元のアンドレ・クートです。