ETCカップ:ライアン・シャープがタイトル獲得

rint2006-10-23

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/sport_sto991755.shtml
元WTCCドライバーのライアン・シャープが、エストリル・サーキットで行われた2006年FIA欧州ツーリングカー・カップのスーパー2000部門のタイトルを獲得しました。ロシア人ドライバーであるアレキサンドル・ルヴォフがスーパープロダクション部門のタイトルを獲得しました。
レースは豪雨でずぶ濡れとなったエストリル・サーキットで行われましたが、25,000人の観客はそんな天気をものともせずに集まり、グランドスタンドから奮闘するドライバーに声援を送りました。
シャープ(27歳のスコットランド人)はGRアジアのセアト・レオンをドライブし、2つのS2000部門のレースを支配しました。今年が最初のツーリングカーシーズンとなった若きドライバーにとっても、ツーリングカーシーズン2年目でポール・リッヂウェイがチーム監督を務めるGRアジア(今年のWTCCでインディペンデント・トロフィーのドライバー部門をトム・コロネルが獲得)にとっても、最大の成果となりました。
GRアジアのもう1人のドライバー(若きアイルランド人のエメット・オブライエン)が2位に入り、経験豊かなスウェーデン人であるトマス・エングストロームがホンダ・アコードで3位となりました。
スーパープロダクション部門は、ゴールデン・モータースのアレキサンドル・ルヴォフが制しました。ホンダ・シビックをドライブした34歳のロシア人は、ウェットの中で速くかつ安定したSP部門のドライバーである事を示しました。
SP部門2位となったのは彼の同胞であるティムル・サドレヂノフでした(彼はまだ17歳です)。ラトビア人のヤニス・ホレリクスバルト三国・ツーリングカー選手権の選手)が古いホンダ・インテグラで3位に入りました。
最初のネイション・カップはMSA(Great Britain's National Sporting Authority)が獲得しました。スウェーデンのSBFと2ポイント差でした。