セアトが今年最初のテストを終了

rint2006-01-21

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=758

セアト・スポーツチームは、スペインのアルメリア・サーキットにて2日間のテストを行い、今年のWTCC活動を始動させました。
3台のセアト・レオンを使い、6人のドライバーと45人のスタッフが参加。3人の新加入のドライバーはチームと車に慣れる2日間となり、ヨコハマの新しいWTCCコントロールタイヤのテストにも力を入れた2日間となりました。去年からのドライバーであるジョルディ・ジェネ、ピーター・ターシング、リカルド・リデルに加え、新たなチームメイトとしてイヴァン・ミュラー、ガブリエレ・タルキーニ、ジェームス・トンプソンが加わりました。
ザビエル・セッラ率いるエンジニアリング・チームは、ミシュランからヨコハマへのタイヤ変更へのテクニカルなチャレンジをしなければなりませんでした。これに関して、セアト・レオンはいくつかの変更を行い、このシーズン最初のテストは最終調整のために重要なものとなりました。
チームの新ドライバーもまた2006年マシンのドライブを行い、イヴァン・ミュラーの第1声は特に意味深なものでした。
「僕は何年か前にセアト・トレドでレースをしていた。その頃の車とレオンとの間には違う印象を受けた。チームがこの2シーズンで改善することができたという明らかな証拠だ」
そしてリカルド・リデルがこう付け足しました「このテストセッションは、新しいタイヤを知るのに重要なものとなった。なるべく早く準備をはじめるためにもね」
トンプソン、ターシング、タルキーニは車とチームに適応する為、同様のテストを2日目に行いました。
タルキーニのコメント「この車は大きな可能性がある。僕が考えていたよりラジカルではない。立派だし、多くの物を得られると思う」
チームは2月9日と10日にバルセロナのカタルニア・サーキットで再びテストを行う予定です。