シボレー、2006年シーズンへ向けて始動

rint2006-01-11

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=755

シボレー・ヨーロッパは、今日オーストリアのウィーンにて2006年のWTCC活動を開始しました。ウィーン・モーターショーで、シボレー・ヨーロッパのウェイン・ブラノンは、2006シボレー・ラセッティWTCをメディアや一般へ向けて公開しました。
「私は、シボレーがWTCCのようなエキサイティングなモータースポーツプログラムの先頭に立っていることを誇りに思う」とブラノン。
「前任のゼネラルモータースでは、ラテンアメリカ・アフリカや中東で、競争が市場においてブランドのポジショニングの助けになるか、それがどのようにして意識構築を支援するかを直接経験する機会があった。WTCCで、シボレーには可能な限りの最も国際的なレベルにおいて、サーキットでマーケットの競争相手に再びチャレンジするかけがえのない機会がある。去年の初め、我々は新参者(ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック)だった。今年我々はブロック(WTCC?)の一部となるつもりだ。2005年の最終戦の結果で、可能性を示す事ができた。シーズンのスタートが待ち遠しいというのが個人的な気持ちだ!」
RMLは、全てのファクト(2005年シーズンを通して蓄積したフィードバック)を新車に組み入れるために冬の期間を費やしました。
「2006年マシンは、2005年のマシンをロジカルに開発したものです」とはRMLのチーフであるレイ・マロック。
「2005年は忙しい1年でした。レース・スケジュールが忙しく、さらにワークショップの開発スケジュールは忙しいものでした。1年を通して一貫して競争力を増やすことが出来、最終戦でその成果を十分に示せました」
2006年のラセッティに特に新しい物は見受けられませんが、違いは大きいものです。
「昨年の車との大きな違いはドライビング・ポジションです」とマロック。
「ドライバーは車の左側に座ります。それによって重量配分にフレキシビリティを与え、より簡単に反時計回りのサーキットへのセットアップをすることができます。空力面では、計算上の流動性の設計に加え、フルサイズの風洞装置でドラッグを減らすことに集中しました。サスペンションは変更され、車の耐久性は改善されました。それはレース間の限られた修理時間では助けとなるでしょう」