メキシコ・第1レース:ジョバナルディとタルキーニの1〓2

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レーススタートまでにグランドスタンドは満員となりました。公式で3日通して71,000人の観客を動員しました。
ペナルティによってコルチアーゴ(予選1位)ターシング(予選2位)ファーフス(予選4位)プレイト(予選10位)が第1レースのグリッドを10ポジション降格となりました。
スタート後、ジョバナルディはポールポジションからリードを取り、チームメイトのトンプソンが後に続きました。最初のラップで、タルキーニはジェネをオーバーテイクし3番手になり、ガルシアはハフをオーバーテイクしました。そしてコロネルは1ポジション上げて8番手になりました。
2周目、ジェネはターン15の入り口でウォールにタッチし、レース続行不可能となりました。コルチアーゴはメニュ、コロネル、ハフ、そしてガルシアをオーバーテイクして2ラップで5番手までジャンプしました。
ターシングは、4周目に8番手のコロネルオーバーテイクしました。次の2ラップで、コルチアーゴはリデルの姿をとらえ、ついに7周目の第1コーナーでリデルをオーバーテイクしました。同じ周に、BMWのプリオールとザナルディはターン4で接触し、プリオールはピットに入り、残り数周でレースに復帰し、ザナルディは総合13位でフィニッシュしました。
タルキーニが8周目にチームメートのトンプソンから2番手を奪い、ダーク・ミュラーはハフを追いかけていました。ハフのシボレーは、8周目のはじめにはミュラーと0.192秒差でしたが、そのうち2秒のギャップを作って引き離しました。コルチアーゴの激走は、ギアボックスのトラブルで終わりを向かえ、彼はピットに入ってリタイアしました。
ジョバナルディとタルキーニは10秒のギャップを作って引き離し、リデルは3番手のポディウムポジションの為にトンプソンを追っていき、ついに14周目にオーバーテイクしました。一方、リデルのチームメイトであるターシングはハフと6番手争いをし、16周目を経て、ハフはヤング・ジャーマン(ターシング)より前でフィニッシュラインを切り、シボレーにとってはじめてのドライバーズチャンピオンシップのポイントを上げました。ダーク・ミュラーはバンク部分でウォールにヒットしてリタイアするまで、ハフとターシングの2人に接近していました。ガルシアは5番手でフィニッシュし、BMW勢でのベストリザルトでした。コロネルはインディペンデント部門で総合8番手という素晴らしい結果を兼ね備えた勝利を収めました。